木村玉峰 円相 尺五

「円相」は宇宙全体などを象徴的に表現した禅の書画で、真理や悟りをあらわす画題です。

一筆で描かれる円は、福徳円満の相であり、欠けたところがなく余ることのない心の境地を意味しております。

シンプルでありながら深い精神性を湛えた、禅の美意識を体現する作品です。

作者は木村玉峰。

幼少より書に勤しみ、書家として精力的に数多くの作品を世に送り出してまいりました。

その流れるような書風が多くの評価を集めております。

三美会会員として活躍されている実力派の書家です。

円相は禅における悟りの境地を象徴する画題です。

一筆で描かれる円は、始まりも終わりもない完全な形であり、宇宙の真理、心の円満、すべてを包み込む大いなる調和を表しております。

欠けたところがなく余ることのない心、つまり執着を離れた自由な精神状態を示し、福徳円満を願う吉祥の意味も込められております。

床の間や書斎、リビングなど、静かに精神を集中できる空間にお飾りください。

禅の精神性を感じさせる円相は、季節を問わず年間を通じてお楽しみいただけます。

瞑想や茶席の空間にもふさわしく、シンプルながら力強い存在感が空間に凛とした気品をもたらします。

禅や書道に関心のある方、精神性の高い作品をお求めの方におすすめです。

お茶席用の掛け軸としても最適で、新築・落成式のお祝いや贈答用としても喜ばれます。

円相の持つ円満・調和の意味から、開運や吉祥を願う方、心の安らぎを求める方にもふさわしい一幅です。

構図・品格ともに高い評価をいただいており、流行に合わせた表装仕上げで現代の空間にも調和いたします。