初めて掛け軸を買う方へ|購入前に確認したい3つのこと

初めて掛け軸を買う方へ|購入前に確認したい3つのこと

初めて掛け軸を買うとき、「何を基準に選べばよいのか分からない」と迷うことはありませんか。

ご自宅に飾る一枚なら、最初から作家や表装の知識をすべて覚える必要はありません。まずは飾る場所と寸法、絵柄と用途、予算と商品仕様の3つを順番に確認すると、候補を絞りやすくなります。

この記事では、通販で掛け軸を選ぶ前に押さえたいポイントを、購入の流れに沿って紹介します。

1. 飾る場所を決め、全体の寸法を確認する

最初に決めたいのは、掛け軸を飾る場所です。床の間に掛けるのか、リビングや玄関の壁に掛けるのかで、使える空間と取り付け方が変わります。

商品名のサイズ表記だけで判断しない

商品名に「尺三」「尺五」などの表記があっても、購入時は商品ページに記載された全体の高さと幅を確認しましょう。絵や書が描かれた部分だけの寸法と、周囲の布地などの仕立て(表装)を含む全体の寸法を取り違えないことが大切です。

飾る場所では、掛ける位置から下に使える高さと、左右に使える幅を測ります。下にある棚や家具、近くの扉などに掛け軸が触れないかも確認してください。

大きさをイメージする方法

商品ページの全体寸法に合わせて、新聞紙や不要な紙をつなぎ、飾る場所の前で広げてみましょう。メジャーの数字だけを見るより、家具との間隔や余白を確かめやすくなります。

掛けるための金具・道具も確認する

床の間に使える金具があるか、壁に新しく金具を取り付ける必要があるかを確認しましょう。壁に取り付ける場合は、壁の材質と金具の対応条件・耐荷重を確認します。賃貸住宅では、穴を開けられるかも先に確かめてください。

掛け軸を購入するだけで飾れるとは限りません。金具や掛けるための道具が商品に含まれるかも、注文前に見ておきましょう。

2. 好きな絵柄を、飾る目的に合わせて選ぶ

次に考えるのは、どのように楽しみたいかです。普段のインテリアとして飾るのか、季節の掛け替えを楽しみたいのか、行事に使うのかを決めると、選ぶ絵柄の方向が見えてきます。

普段使いなら、見ていて心地よい絵柄から

ご自宅のインテリア用なら、花や風景、書などから、気に入った作品を候補にできます。絵柄の意味だけで選ぼうとせず、部屋の色や家具と合わせたときに、どのように見えるかも考えてみましょう。

商品写真は絵の部分だけでなく、周囲の表装まで含めて見てください。同じような絵柄でも、表装の色によって部屋での印象は変わります。

一枚を長く飾るか、季節ごとに替えるか

まず一枚を通年で使いたい場合は、商品説明で「通年用」「年中掛け」などと案内されている作品を探す方法があります。季節の掛け替えを楽しみたい場合は、飾りたい季節や行事に合うと案内されている作品を選びましょう。

3. 予算を決め、商品仕様と支払総額を比べる

最初の一枚から、高額な作品を選ぶ必要はありません。まず無理のない予算を決め、その範囲で寸法や絵柄の合う商品を比べてみましょう。

作家名や価格だけで、制作方法を判断しない

商品説明で、手描きの原画なのか、原画をもとに印刷・複製した作品なのかを確認します。印刷した絵に手で色を加えた作品もあるため、作家名が付いていることだけで、一点ものの原画とは判断できません。

どちらを選ぶかは、楽しみ方と予算によります。気に入った絵柄を部屋に取り入れたいのか、原画そのものの筆の跡や質感を重視するのかを考えて選びましょう。

箱・道具・送料まで含めて比較する

表装の素材、収納箱などの付属品、掛けるための道具が含まれるかを確認します。価格が近い商品でも、付属品や選択したセットの内容が同じとは限りません。

支払総額は、商品代金に送料や必要な道具の代金を加えて考えます。使いたい日がある場合は納期を、あわせて返品・交換の条件も確認しておきましょう。

価格の具体例を知りたい方へ

価格については、当店の商品を例に紹介している記事で、寸法や制作方法と合わせて説明しています。

初めての購入でよくある疑問

床の間がなくても飾れますか?

壁面に必要な空間があり、安全に取り付けられれば、リビングや玄関も候補になります。床の間用という印象だけで判断せず、全体の寸法と取り付け条件を確認してください。直射日光や水気のある場所は避けましょう。

小さいサイズを選べば安心ですか?

小さければ必ず合うとは限りません。飾る場所の広さや家具とのバランスによって、適した大きさは変わります。初心者向けという理由だけで小さいものを選ばず、実際の寸法を測って決めましょう。

最初から何本も揃える必要はありますか?

まず一枚から始めても構いません。通年で使うか、特定の季節に飾るかを決めて選び、掛け替えを楽しみたくなったときに追加すると、予算を立てやすくなります。

購入前の確認とまとめ

候補が決まったら、次の項目を商品ページと照らし合わせて確認しましょう。説明にない仕様は、写真から推測せず、注文前に販売店へ確認してください。

注文前に確認したいこと
項目 確認内容
飾る場所・寸法 全体の高さと幅が収まり、周囲の家具や扉に触れないか。
掛ける方法 取り付ける金具や道具が使えるか。別途購入が必要か。
絵柄・用途 飾りたい期間や行事、贈る相手の好みに合うか。
制作方法・付属品 手描き・印刷などの制作方法、表装、収納箱などの内容を把握できたか。
支払総額・購入条件 送料などを含めて予算内か。納期と返品・交換の条件を確認したか。

初めての掛け軸は、「飾れる」「用途に合う」「予算と仕様に納得できる」の3つを確認して選びましょう。

知識を一度に覚えるより、飾る場所を決めて寸法を測るところから始めると、選ぶ条件が具体的になります。その条件に合う中から、気に入った一枚を探してみてください。

掛け軸の商品一覧を見る
一覧へ戻る